荻須高徳(おぎす たかのり) Takanori Ogisu

1901年 愛知県稲沢市に生まれる
1921年 上京し川端画学校に学び、藤島武二に師事
1922年 東京美術学校西洋画科入学
1927年 東京美術学校卒業後、渡仏
佐伯祐三のグループに入り、佐伯の影響を受けながらユトリロ風の風景画を制作
1928年 署名をOGUISSとする
サロン・ドートンヌに初入選する
1930年 パリのル・ステュディオ画廊にて初めての個展を開催する
1934年 ジュネーブの市立ラット美術館でスイスにおける最初の個展を開催する
1936年 アラール画廊で個展を開催、《プラス・サン・タンドレ・ザール》がフランス政府買上げとなる
サロン・ドートンヌ会員に推挙される
1940年 サロン・ドートンヌ出品作がパリ市買上げとなる
戦火を避けて帰国
新制作協会会員に迎えられ、第5回展に滞欧作を特別陳列、評価を確立する
1948年 戦後初めて日本人画家として、再渡仏
以後パリを中心に制作活動を展開
1953年 フランス美術批評家協会からポピュリスト絵画賞を贈られる
1954年 第5回毎日美術賞受賞
1955年 神奈川県立近代美術館で「荻須高徳展」を開催、136点を出品する
1956年 フランス政府よりレジオン・ドヌール勲章を授与される
1961年 サロン・デ・トロア”S”(於フォンテーヌブロー)で大賞
1962年 中日文化賞受賞
1972年 勲三等旭日章に授章
中日文化賞受賞
1974年 パリ市より、メダイユ・ド・ヴェルメイユを授与される
1976年 在仏50年記念回顧展開催(パリ市主催)
1977年 サロン・ナショナル・デ・ボザール会員となる。
1981年 文化功労者に顕賞され10年ぶりに帰国。稲沢市を訪問
1982年 フランス国立造幣局が、荻須高徳の肖像を浮彫にしたメダイユを発行する
1986年 10月14日パリアトリエで制作中に逝去。享年85歳。
文化勲章を受章。

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